第1回AJEL映画祭のご案内


会員各位

すでにご案内の通り第38回定期大会では、学会初の試みとして映画祭を開催することとなりました。
下記に予告編または詳しい作品情報リンクを含めた最新プログラムをお送りいたします。皆様のご来場を心よりお待ちいたします。
【ご注意】
初日の一作目は大会分科会の開催より早く9時15分より上映、第2日は分科会開催と同時に9時スタートととなっております。どうぞお見逃しなきよう、時間に余裕を持っておこしください。

第一回AJEL映画祭実行委員長
石橋純

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===== 第一回 AJEL映画祭 =====  【東京大学駒場キャンパス18号館1階メディアラボ2】
<6月3日(土)>
  9:00~9:15 予告編上映

1.『民衆のミス・ベネズエラ La reina del pueblo』監督:Juan Andrés Bello(ベネズエラ、2010年公開) 上映時間:65分
9:15~10:20 本編上映
10:20~10:40 Juan Andrés Bello監督の挨拶代読とトークセッション
【予告編視聴はこちら】https://vimeo.com/130913819
内容:1944年、カラカスで開催されたベースボール世界選手権のプロモーション企画として、《公選による全国規模のミスコン》が行われた。それは、ベネズエラ人が経験する初の《普通選挙》でもあった。美女とスポーツとデモクラシーが交錯する現代史。

2.『沈黙は破られた:16人のニッケイ Silencio roto:16 nikkeis』 監督:Pablo Moyano(アルゼンチン、2014年公開)上映時間:72分
10:40~11:52 本編上映
11:52~12:12 Karina Gracianoプロデューサーの挨拶とトークセッション
【予告編視聴はこちら】https://vimeo.com/112433280
監督:Pablo Moyano、原案:Karina Graciano
内容:軍政時に発生した強制失踪事件の犠牲者となった日系人家族が沈黙を破る。

3.『キューバ・センチメンタル Cuba sentimental』監督:田沼幸子(キューバ・日本、2010年公開)上映時間:59分
13:45~14:45 本編上映
14:45~15:05 田沼幸子監督の挨拶とトークセッション
【詳しい作品情報はこちら】http://global.hus.osaka-u.ac.jp/cubasentimental/history.html
内容:院生時代にキューバで出会った私の友人のほとんどがキューバを去った。私は彼らをいま住む場所に訪れ、撮影し、それをまた別の土地に住む共通の友人たちにみせながら旅をした。彼らは、ひとりが「実験《と呼ぶ母国の生活とはかなり異なる世界にそれなりに順応していた。しかし、それは静かだが深いショックを受けながらのことだ。

<6月4日(日)> 
4. 『誰か家にいますか? Tem alguem em casa?』監督:Helio Ishii(ブラジル、2015年公開)上映時間:60分
9:00~10:00 本編上映
10:00~10:20 Helio Ishii監督の挨拶代読とトークセッション
【予告編視聴はこちら】https://www.youtube.com/watch?v=D9pibzh6cCA&feature=youtu.be
内容:経済発展を遂げるブラジルの巨大都市サンパウロにおいて深刻化する託児の問題をインタビューで追う。ブラジル版『誰も知らない』と評された作品。

5. 『Fábrica de humo』監督:Adrian Replanski、 Leonid López(キューバ、2007年公開)上映時間:102分
10:20~12:02 本編上映
12:02~12:22 Leonid López監督の挨拶とトークセッション
【詳しい作品情報】https://es.wikipedia.org/wiki/F%C3%A1brica_de_humo
内容:ニート青年のセバスティアンは、廃屋に架空の事業所を構築し、職を得たかのように振る舞い始める。次第にそれは現実感と実質を伴うプロジェクトになっていく。