第43回 日本ラテンアメリカ学会定期大会

2022年6月4日(土) / 5日(日)  京都市 同志社大学



大会の案内


日本ラテンアメリカ学会は、第43回定期大会を、2022年6月4日(土)および5日(日)の2日間、同志社大学を主催校として開催します。

1. 対面開催・オンライン開催の決定基準

第43回定期大会は烏丸キャンパス(今出川駅下車、烏丸通を北へ徒歩10分)にて対面式で開催します。ただし以下のいずれかの場合には、オンライン開催に切り替えざるを得ないことをご了承ください。

(1) 大会開催期間に、近畿地方において緊急事態宣言・まん延防止等重点措置が発出されていることが判明した場合
(2) 大会開催期間に、会場校である同志社大学が外部者の入校禁止措置を取っている場合

全面オンライン開催化が決定された場合には、すみやかに学会メーリングリストで通知致します。

2. オンライン参加が可能なもの

対面開催においても、以下のものについてはオンライン参加が可能です。

2-1. オンラインパネル

大会招聘企画であるパネルDおよびパネルFは海外の研究者との学術交流を目的として設置されたものであり、Zoom開催となります。オンライン上の討論の様子は会場校の教室スクリーンでも放映いたします。
【パネルD】6月4日(土)10:00~12:00
Special talk session with Prof. Arturo Escobar “‘Encountering Development’ Revisited: In Search of Pluriversal Transitions “(代表:幡谷則子)
【パネルF】6月5日(日)13:00~15:00
「オープンサイエンスの時代のラテンアメリカと日本の学術情報発信」(代表:村井友子)

2-2. シンポジウム、総会、記念講演

対面形式での開催となりますが、会場の様子はZoom中継でも視聴できます。
【シンポジウム】6月4日(土)15:10~16:50
「ラテンアメリカ諸国における国際人権レジームの適用と課題」
【総会】6月4日(土)17:00~18:00
総会につきましては、学会事務局からのお知らせをご確認ください。
【記念講演】6月5日(日)10:30~12:00
Rubén Lo Vuolo(Centro de Interdisciplinario para el Estudio de Políticas Públicas, Argentina)
“Derechos sociales y política social en América Latina”

2-3. ポスター発表

Youtubeを用いた動画配信となります。質疑応答はSlackで実施されます。

3.コロナウイルス感染症拡大予防について

第43回定期大会は、コロナウイルス感染症拡大のリスク最小化に努めてまいります。来校に際しては、大学が定めるガイドラインを遵守していただきますようお願い申し上げます。

3-1.同志社大学のガイドライン

  • 本学キャンパス入構者(学外者を含む)に対しては、通学時及びキャンパス滞在時にマスクの着用を義務付けます。
  • 学外者に対しては、発熱や咳等の症状がある場合や体調がすぐれない場合の入構を禁止します。
  • 施設の入り口に消毒液を設置しますので、入館時の消毒を行ってください。
  • 教室では、隣を空けて座るようにしてください。
  • エレベーターの利用は、体の不自由な方や妊娠している方等の優先利用のほか、台車の利用に限定します。
  • 食事は黙食とし、会話を行う際はマスクを着用してください。

(https://www.doshisha.ac.jp/information/covid19_guideline.htmlより抜粋)

3-2. 報告者・討論者がコロナに感染した場合

対面による分科会、パネルの報告者・討論者が、①新型コロナウイルスへの罹患や濃厚接触者になった場合、②渡航制限などによって入国ができない(または国内での移動制限がある)場合については、Zoomを利用し、報告・討論の機会を確保いたします。この場合は、遅くとも6月3日(金)までに大会実行委員会(ajeltaikai2022@gmail.com)に連絡していただくようお願いいたします。


プログラム


6月4日プログラム

6月5日プログラム

ポスター発表


報告ペーパーの提出について


 パネル、個人発表ともに事前に報告ペーパーを提出していただきます。締切日は、2022年5月12日(木)です。件名を「報告ペーパー提出(氏名)」として、以下の要領で実行委員会(ajeltaikai2022@gmail.com)宛に送付してください。

  • Word文書およびPDF文書双方の形式で提出してください。
  • 添付ファイル名は、たとえば分科会2での報告者であれば「B-2-Okoshi」、パネルCの報告者であれば「P-C-Kobayashi」と名前をつけてください。
  • 報告ペーパーには、報告タイトル(太字)、その下に右寄せで氏名、カッコ内に所属を書いてください。
  • 文字数の目安は和文5000〜10000字、欧文2400-5000ワードです。
  • 実行委員会では各報告ペーパーの編集は行いませんので、提出前の入念なチェックをお願いします。

 ご提出いただいたペーパーは、第43回定期大会開催日をはさむ前後2週間程度、会員のみダウンロード可能な状態で公開する予定です。

【実行委員会連絡先】

 〒604-0898 京都市上京区烏丸通上立売上ル志高館307号室
 宇佐見耕一研究室気付
 日本ラテンアメリカ学会
 第43回定期大会実行委員長 宇佐見耕一
 ajeltaikai2022@gmail.com


大会実行委員長からのご挨拶


 新型コロナウイルス感染症が全世界に拡大してから2年が経過し、私たちの日常は非常に大きな影響を受けました。まず、新型コロナウイルスに感染し、発症されたすべての方々、に心よりお見舞い申し上げます。また、新型コロナ感染症との戦いに直接・間接的に携われた医療関係者をはじめとした多くの方々のご努力に感謝申し上げます。

 新型コロナウイルス感染症の拡大は、私たちラテンアメリカ研究者の研究のあり方にも大きな影響を与えました。直接的な人的交流が途絶え、現地を訪問し調査する機会が失われました。他方、オンラインでの交流や調査が増え、そのノウハウの蓄積も大きなものとなっています。昨年の横浜国立大学主催による本学の定期大会は、その最も顕著な成功例と言えるでしょう。

 新型コロナウイルス感染症の状況は、いまだ予断を許さないものの、ワクチン接種の拡大と治療薬の開発に伴い、新たなウイズコロナの局面に入ったといえるでしょう。日本ラテンアメリカ学会第43回定期大会は、2022年6月4日(土)および5日(日)に同志社大学において対面で開催することとしました。昨年度の横浜国立大学でのオンライン大会で獲得したノウハウを積極的に活用するとともに、対面での研究発表と討論、研究者同士の直接的交流の良さを是非とも再現したいと願っております。皆さまの積極的な参加を京都でお待ちしております。

 なお、新型コロナウイルス感染症の状況により、オンラインでの開催に切り替える場合もあります。

第43回日本ラテンアメリカ学会定期大会
大会実行委員長:宇佐見耕一(同志社大学)


大会実行委員会


大会実行委員長

宇佐見 耕一

宇佐見 耕一

同志社大学

会場校大会実行委員

柴田 修子

柴田 修子

同志社大学

立林 良一

立林 良一

同志社大学

額田 有美

額田 有美

大阪大学

松久 玲子

松久 玲子

同志社大学

村川 淳

村川 淳

同志社大学

吉野 達也

吉野 達也

中京大学

理事

  • 大越 翼

    大越 翼

    京都外国語大学

  • 小林 貴徳

    小林 貴徳

    専修大学