イベリア・ラテンアメリカ文化研究会(SECILA)第77回例会のお知らせ



イベリア・ラテンアメリカ文化研究会(SECILA)第77回例会を以下の要領でオンライン開催いたします。

参加ご希望の方は、3月1日までに以下のメールアドレスにその旨ご連絡ください。その際、ご氏名とご所属をお伝えください。ご連絡いただいた方に、追ってZOOMの招待URLを送信いたします。

lasamericaszenno#gmail.com #を@に変更
禪野美帆


日時:2021年3月6日(土)午後2時―午後4時30分

発表者:佐藤 正樹 氏(慶應義塾大学)

発表題目:ポトシの銀不正鋳造に対する総巡察(1648-1660年)はなぜ「成功」したのか

発表要旨:1640年代、スペイン植民地の南米ポトシで大規模な銀の不正鋳造が発覚し、それは世界規模のスキャンダルに発展した。事態を是正するために派遣されたスペイン人巡察使フランシスコ・ネスタレス・マリンは、前任者たちが成し得なかった様々な改革を実現した。本報告は、不正の中心にいた銀商人フランシスコ・ゴメス・デ・ラ・ロチャの処刑に至るまでの、総巡察の第一段階の過程を分析し、その「成功」の要因について検討する。

コメンテーター:真鍋 周三 氏(兵庫県立大学名誉教授)