『ラテンアメリカ時報』2021年秋号発行のお知らせ
桜井敏浩会員から、以下の案内がございましたのでお知らせいたします。
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10月25日に『ラテンアメリカ時報』2021年秋号が発行されます。
今世界は、新型コロナ・ウイルスのパンデミックに因ってあらため
てデジタル技術の有用性に気づき、それを医療、防災、教育分野か
ら、農業、鉱工業、サービス、輸送などあらゆる分野で活用すべく
「デジタル・トランスフォーメイション(DX)の時代」到来といわ
れ始めています。国際協力の分野においても、その根幹の情報技術
(IT)の活用が成否の重要な鍵のひとつとなっているので、わが国
の政府、民間がどのような取り組みをしているのか事例を交え紹介
します。
次々号『ラテンアメリカ時報』2021/22年冬号(2022年 1月25日
発行)は、特集「ラテンアメリカは再びピンク・タイド化か?」
(仮題)を組み、左傾化・ポピュリズムが再び多くの国で蘇るの
かを考察します。
なお、『ラテンアメリカ時報』への寄稿、制作に参加して下さる
方を募集しています。協会Webサイトの「お問い合わせ」を使って
ご照会下さい。
『ラテンアメリカ時報』2021年秋号
特集 デジタル・トランスフォーメイション(DX)の時代 -日本とラテンアメリ
カの協力
・ラテンアメリカにおけるICT分野での総務省による主な取り組み
-林 知治(総務省国際戦略局国際経済課専門職)
・ラテンアメリカ地域の国際協力におけるDX推進への取り組み
-柏木 正平(国際協力機構(JICA) 中南米部南米課)・濱元 翔太(同
中米・カリブ課)・舛岡 真穂実(同 計画・移住課兼中米・カリブ課)
・宮﨑 雅之(経済開発部農業・農村開発第一グループ)
・新型コロナウイルス感染症禍の下におけるラテンアメリカでのオンライン
/遠隔事業実施推進の取り組み
-小暮 陽一(日本開発サービスJDS (株)調査部主任研究員・舛岡 真穂実
(JICA 中南米部計画・移住課兼中米・カリブ課)
・新型コロナウイルス感染症禍の下における中米・カリブ地域の行政サービ
スのデジタル化への取組み
-石本 一鶴(日本工営(株)民活事業統括部統括部長・遠藤 和志(同 シ
ステム事業部統合情報技術部長)
・デジタル社会へ向けての米州開発銀行グループの戦略と具体的事例 -ラ
テンアメリカの直面する課題
-中村 圭介(前 米州開発銀行(IDB)アジア事務所長)・成田 哲朗(IDB
Lab シニア・スペシャリスト)
・コロナ禍で加速する日本の医療情報技術輸出と国際支援
-坂野 哲平(株式会社アルム 代表取締役社長)
・南米とアジアを結ぶ光海底ケーブル敷設プロジェクトへの協力
-輿石 美和(在チリ日本国大使館一等書記官)
特別寄稿 茂木外務大臣の中米カリブ歴訪
-林 禎二(駐ブラジル大使、外務省前中南米局長)
駐日大使インタビュー <第39回-ドミニカ共和国>
ロバート・ミキイ・タカタ・ピメンテル駐日ドミニカ共和国大使
「日本との親密な絆を包括的アジェンダで強化したい」-日系二世の大使は語る-
-佐藤 悟
ラテンアメリカ時事解説
・キューバ系米国人の米・キューバ関係に対する影響力の変遷
-片岡 一生(在マイアミ日本国総領事館専門調査員)
・メキシコ中間選挙 -ロペス・オブラドール政権に与える影響-
-北條 真莉紗(在メキシコ日本国大使館専門調査員)
・コロンビアにおけるベネズエラ移民 -より包摂的な世界に向けた挑戦
-金子 夏枝(在コロンビア日本国大使館一等書記官)
・“紛争後”のコロンビアにおける抗議活動
-千代 勇一(帝京大学外国語学部准教授)
33か国リレー通信 <第55回 メキシコ合衆国>
パンデミックにより岐路に立つ日墨協会
-三井 広一(日墨協会副会長)
ラテンアメリカ随想
コロンブス上陸の地と真珠の歴史
-山田 篤美(歴史研究者)
ラテンアメリカ都市物語 第22回 -テグシガルパ(ホンジュラス)
世界一危険といわれた国の首都
-神谷 静(JICA ホンジュラス事務所企画調整員-企画)
ラテンアメリカ参考図書案内 -桜井 敏浩
・『世界の美しい民藝 -暮らしと祈りの手仕事』 巧藝舎(グラフィック社)
・『大航海時代の群像 -エンリケ・ガマ・マゼラン』 合田昌史(山川出版社)
・『No Life, No Forest -熱帯林の「価値命題」を暮らしから問う 環境
人間学と地域』
柳澤雅之・阿部健一郎(京都大学学術出版会)
・『アマゾニアにおける市民権の生態学的動態』 後藤健志(明石書店)
・『土木遺産 Ⅵ -世紀を越えて生きる叡智の結晶 アメリカ・オセアニア
編』 建設コンサルタンツ協会『Consultant』編集部編(ダイヤモンド社)
・『メヒコの衝撃 -メキシコ体験は日本の根底を揺さぶる』 市原湖畔美術
館・現代企画室編(市原湖畔美術館・現代企画室)
・『歩みを止めるな! 世界の果てまで952日リヤカー奮闘記』 吉田正仁
(産業編集センター)
・『生きている音楽 -キューバ芸術音楽の民族誌』 田中理恵子(水声社)
・『それでもなおユダヤ人であること -ブエノスアイレスに生きる<記憶
の民>』 宇田川彩(世界思想社)
・『甘さと権力 -砂糖が語る近代史』 シドニー・W.ミンツ(筑摩書房
学芸文庫)
・『高地文明 -「もう一つの四大文明」の発見』 山本紀夫(中央公論新社
中公新書)
・『ボスの影』 マルティン・ルイス・グスマン(幻戯書房)
『ラテンアメリカ時報』のバックナンバーの目次は、
以下をご覧下さい。
http://latin-america.jp/archives/category/quarterly
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1,250円+送料.申し込み info@latin-america.jp
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