ソル・ケー・モオ氏オンライン講演会
「かつての女性と今の女性、そして彼女らの文学」


吉田栄人会員から下記の案内がございましたのでお知らせいたします。

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皆様

ソル・ケー・モオ氏(マヤ人女性作家)による講演会が2月5日にオンラインで行われます。奮ってご参加いただければ幸いです。

以下、HPからの抜粋

◇開催趣旨
 この度、東北大学国際文化研究科男女共同参画推進委員会では、マヤ人女性作
家のソル・ケー・モオ(Sol Ceh Moo)氏によるオンライン講演会「かつての女性
と今の女性、そして彼女らの文学(Las mujeres de ayer, hoy y sus letras)」
をWebinarで実施いたします。
 ソル・ケー・モオ氏はマヤ語で小説を書く先住民女性作家として『テヤ、女の
気持ち』(2008年)、『太鼓の響き』(2011年)、『女であるだけで』(2015年、ネ
サワルコトヨル賞)、『グデリア・フロール、死の夢』(2019年)、『失われし足
跡』(2019年、南北アメリカ先住民文学賞)など数々の小説を執筆し、現在国際的
にも脚光を浴びつつある作家です。
 ソル・ケー・モオ氏の文学は自らの経験に基づいた、先住民女性の悲しみと怒
りをこめた社会に対する告発でありながら、「女であること」が抱える普遍的な
問題の解決のための連帯を訴えるものです。その声に耳を傾けることは、私たち
日本人にも社会や文化の違いを乗り越えて、女性が置かれている状況に深い洞察
を与えてくれる機会となるでしょう。
 新型コロナウィルスによるパンデミックによって、社会的経済的な活動が分断
され、人々は家に留まる時間が増えました。その中で家族におけるジェンダーの
問題について考え直すことが強いられています。自分たちの持っている先入観だ
けではなかなか解決の糸口を見つけられないのが現状ではないでしょうか。今回
の講演会がそれを解きほぐすための、さらには社会一般において男女共同参画を
推進していく上でのヒントになれば幸いです。

◇日時
 2022年2月5日(土)11:00~13:00(開場10:30~)

◇開催形式
 Zoom Webinarを用いたオンライン開催

◇プログラム概要
第一部:ソル・ケー・モオ氏講演
 「かつての女性と今の女性、そして彼女らの文学」(日本語通訳が付きます)
第二部:ソル・ケー・モオ氏との対話
 司会:佐藤雪野(東北大学大学院国際文化研究科 准教授)

◇事前登録フォーム
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_t2GatvkDQfmnVuxriT_Tkg

◇企画・問い合わせ先
佐野正人(東北大学大学院国際文化研究科教授・国際文化研究科男女共同参画推
進委員長)
msano06*gmail.com(*を@に置き換えてください。)