『ラテンアメリカ時報』2023/24年冬号発行のお知らせ


桜井敏浩会員から以下の案内がございましたので、お知らせいたします。
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(社)ラテンアメリカ協会の季刊会報 2023/24年冬号は、2024年1月
25日に発行されます。

特集は、久しぶりの国別特集で「ブラジル ルーラ政権の1年」です。
2003年1月に貧困の解決と経済成長の回復を掲げルーラ大統領の労働
者党(PT)政権が発足し、資源価格の上昇等にも支えられて2010年
まで高支持率のまま2期を務めました。その後継のルーセフ大統領は
弾劾罷免、2019年の選挙では真逆の思想をもつボルソナーロ政権に
取って変わられましたが、2022年に選挙で返り咲き2023年に発足した
ルーラ政権ですが、その政策は前政権担当時とどこまで変わるのか、
何が新たな問題として対応を迫られているかなど様々な切り口から
その実態に迫ります。

『ラテンアメリカ時報』 2023/24年冬号(通巻 1445号)

特集 :ブラジル ルーラ政権の1年  
 ルーラ第3期政権の1年を振り返る
   -浜口 伸明(ラテンアメリカ協会副会長、 神戸大学教授)
 ルーラ外交 1 年の総括と展望
   -子安 昭子(上智大学教授) 
                  ルーラ政権の経済・産業政策と、今後の日・ラテンアメリカに
 おける経済関係協力強化の可能性
   -池田 健太(経産省通商政策局中南米室総括補佐) 
 「劣化した制度」の再強化 ―社会分野における挑戦
   -河合 沙織(龍谷大学准教授)     
 ルーラ政権1年目の環境政策 -ボルソナーロ政権との比較を通じて
   -福田 恵理・山内 創(在ブラジル大使館三等書記官)
 第三次ルーラ政権に対する金融市場の評価と同政権における農業
 部門・農業政策の動向
   -林 瑞穂(在ウルグアイ大使館一等書記官・農林水産政策
         研究所 客員研究員)
 ブラジルとメルコスール ―域外交渉に係る関税同盟としての実態
   -井上 和俊(在サンパウロ総領事館専門調査員)

インターアメリカン・ダイアログ(IAD)との第9回共催セミナー
 経済的強靭性の構築:進化する日本の対ラテンアメリカ・アプロ
 ーチ
   -ホワイト 和子(ラテンアメリカ協会ラテンアメリカ・カリ
            ブ研究所シニア・フェロー)        
       
駐日ラテンアメリカ大使インタビュー <ブラジル連邦共和国>
  2024 年は両国関係の拡大の好機
  オタヴィオ・エンヒッケ・ジアス・ガルシア・コルテス駐日
  ブラジル大使
   -佐藤 悟(ラテンアメリカ協会副会長)

ラテンアメリカ時事解説 
 2023年エクアドル前倒し総選挙 ―史上最年少の大統領に託された
 国民の期待
   -森 春名(在エクアドル大使館専門調査員)
 日本ペルー外交関係樹立150周年に際しての佳子内親王殿下のペルー
御訪問
-山倉 良輔(在ペルー大使館参事官)
 独裁化を強めるオルテガ・ムリージョ政権 ―第4次政権発足以降
 の変遷
  -永倉 草(在ニカラグア大使館専門調査員)          
 エルニーニョ現象とパナマ運河、操業用水確保が急務 -1世紀以上
 の使用に耐える旧運河に限界も 
   -小林 志郎(元パナマ運河代替案調査委員会日本政府代表)
 ラテンアメリカでの二国間クレジット制度(JCM)の取組について
   -木村 祐二(地球環境センター常務理事・東京事務所長)

ラテンアメリカ進出企業の最前線から
 100 年を経て更なる進化を目指す商船三井のラテンアメリカ事業 
-田 朋聡(商船三井米州地域担当常務執行役員・MOL(America)
      Holdings.Inc.社長)
   -大胡 俊武(商船三井南米営業統括、MOL(Brasil)Ltda.社長)

開発協力の現場から
 コロンビアでの平和構築支援 -紛争被害にあったコーヒー農家の
 生活再建から平和の定着にむけて   
   -栗原 敏昭(コロンビア農村開発庁派遣JICA専門家)

ラテンアメリカ・ビジネストレンド 
  ペトロ政権(コロンビア)の挑戦と苦悩 -発足から 1年が経過、
  何が変わったか 
   -豊田 哲也(JETROボゴタ事務所長)             

ラテンアメリカ随想
 遠くて遠い ラテンアメリカとインドの可能性
-岩城 聡(日本経済新聞ニューデリー支局長)

ラテンアメリカ研究所通信
   -浜口 伸明(ラテンアメリカ協会ラテンアメリカ・カリブ
          研究所長)

ラテンアメリカ参考図書案内  -桜井 敏浩
 ・『褐色の世界史 -第三世界とはなにか【増補改訂版】』
   ヴイジャイ・ブラシャット 水声社
 ・『ブラジル日系人の日本社会への貢献』 
   梅田 邦夫 東京図書出版
 ・『海賊たちは黄金を目指す -日誌から見る海賊たちのリアルな
   生活、航海、そして戦闘』 
   キース・トムソン 東京創元社
 ・『ナルコ回廊をゆく -メキシコ麻薬戦争を生きる人々』 
   山本 昭代 風詠社
 ・『古代アメリカ文明 -マヤ・アステカ・ナスカ・インカの実像』
    青山 和夫・井上 幸孝・坂井 正人・大平 秀一 講談社現代新書
 ・『景観で考える -人類学と考古学からのアプローチ』 
    河合 洋尚・松本 雄一・山本 睦 臨川書店
 ・『「ワタシたちはガイジンじゃない!」 -日系ブラジル「笑い」
   と「涙」30年の物語』 
    NHK「ワタシたちはガイジンじゃない!」取材班 春陽堂書店
 ・『わたしは、不法移民 -ヒスパニックのアメリカ』
    カーラ・コルネホ・ヴィラヴィセンシオ 慶應義塾大学出版会
 ・『移民船から世界をみる -航路体験をめぐる日本近代史』 
    根川 幸男 法政大学出版局
 ・『ボリビア開拓記外伝 -コロニアオキナワ 疫病・災害・差別を
   生き抜いた人々』 
    渡邉 英樹 琉球新報社
  “BOLIVIA REGISTRO DE UNA HISTORIA PARALELA:Colonia Okinawa
   Personas que sobrevivieron a epidemias, desastres y
   discriminacion”(スペイン語版)
    渡邉 英樹 吉富志津世・大城ロクサナ訳 明石書店
 ・『ホセ・グアダルーペ・ポサダの時代 -十九世紀メキシコ大衆
   印刷物と版元バネガス=アロヨ工房』 
    長谷川 ニナ 上智大学出版

次号2024年春号(4月25日発行)は、日本・カリブ交流年にちなみ、
「日・カリブ交流年2024」とカリブ諸国の今(仮題)です。

『ラテンアメリカ時報』のこれら内容は、掲載誌発行と同時にWeb
サイトの会員ページでご覧頂けます(特集論考の冒頭部分は公開さ
れ、全掲載論考の本文は1年後に公開されます)。
これまでのバックナンバーも以下でご覧下さい。
 https://www.latin-america.jp/archives/category/quarterly
「ラテンアメリカ参考図書案内」(公開)のバックナンバーは、
 https://www.latin-america.jp/archives/category/books

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にわが国随一と自負する有用なデータベースが、会員専用ページに
収録されています。

会員は『時報』の無料送付を受けられ、協会が催すオンライン方式
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年会費(4~3月)は、個人-国内 10,000円、法人-同70,000円以上、
賛助会員(駐日公館等 10,000円。学生会員 5,000円)や Webサイト
閲覧のみの「在外会員」(5,000円)制度もあります(いずれも
クレジットカード払い可)。
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なお、「ラテンアメリカ時事解説」などへ若手研究者等のご寄稿を
歓迎します。詳細は本誌 P.58をご参照、あるいは協会編集部
kihou@latin-america.jp へご照会下さい。