ヴァナキュラー文化研究会講演会のお知らせ


日本ラテンアメリカ学会のみなさま

アンデスの民衆の歌をテーマにした講演会が開催されますのでご案内いたします。

【日時】:2024年3月15日(金)15:00〜17:30
【場所】:立命館大学衣笠キャンパス 創思館408教室(対面のみ)
【タイトル】:ヴァナキュラー文化研究会 講演会
「証言と抵抗の歌 −ペルーのアンデス村落における内戦期から今日までの物語−」
【登壇者】:レンソ・アロニ(ペルー・カトリック大学)
      イルマ・オスノ(Irma Osno 早稲田大学、法政大学、アヤクチョ民衆音楽の歌い手)
【司会】:安保寛尚(立命館大学)
【概要】:1980年代から1990年代にかけて、ペルー南部アンデス地域の先住民村落は、ゲリラ組織センデロ・ルミノソと国軍の対立の中心地となった。この内戦を経験した人々は、ワイノやプンピンといった音楽の中に、その記憶を証言として語り伝えている。内戦後も国家による先住民への暴力や弾圧は終わっていないが、若い世代はヒップホップなどの都市音楽を受容し、政治批判の手段に利用し始めた。本講演会では、社会正義や先住民の権利要求のスペースとなっている証言と抵抗の音楽について、演奏を交えながら考察する。

詳細は下のチラシをご覧ください。
https://www.ritsumei.ac.jp/file.jsp?id=606742

準備の都合により、参加ご希望の方は2月末までに安保(ambo@fc.ritsumei.ac.jp)までお知らせください。
みなさまのご参加をお待ちしております。

お問い合わせ先:立命館大学 安保寛尚(ambo@fc.ritsumei.ac.jp)