会員新刊情報

宇佐美耕一、小池洋一、坂口安紀、清水達也、西島章次、浜口伸明著
『図説ラテンアメリカ経済』日本評論社、2009年4月

この度、日本評論社から『図説ラテンアメリカ経済』を刊行しました。先生方におかれましては、授業のテキスト・副読本としてご検討いただければ幸いです。

「まえがき」より

本書は、ラテンアメリカ経済の発展と構造を、簡潔な文章と、多くの図表によって、立体的に理解することを目的としている。大学の学部でのラテンアメリカ経済論のテキストとして使いやすいように全体を13の章で構成し、各章を1回の授業で使用してほぼ半期(半年)で講義を完結できるようにした。もちろん大学での講義以外でも、市民講座や企業研修のテキスト・副読本としても活用可能である。
  本書は1999年に出版され、幸いに好評を博した『図説ラテンアメリカ ―開発の奇跡と展望』を引き継ぐものである。『図説ラテンアメリカ』は政治、経済、社会など多様な問題を広く扱ったが、本書では、重要性を高めている経済問題にテーマを絞った。

目次

第1章 一次産品輸出経済から輸入代替工業化へ
第2章 マクロ経済の諸問題
第3章 ラテンアメリカの経済自由化
第4章 経済発展と政府
第5章 経済発展と企業
第6章 人的資本と技術開発
第7章 貧困と格差
第8章 農業と農村
第9章 経済のグローバル化
第10章 地域統合
第11章 新一次産品輸出経済
第12章 開発と環境
第13章 日本とラテンアメリカ

より詳しくは、こちらをご覧ください。
http://www.nippyo.co.jp/book/4475.html