シンポジウムのご案内

会員各位

早稲田大学の後藤雄介会員から以下のシンポジウムの情報が寄せられたので、ご案内いたします。

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早稲田大学オープン教育センター(http://open-waseda.jp/
テーマカレッジ「越境する想像力」シンポジウム

マヤ暦"新時代”を、聴く
──グローカルな音楽表現と世界認識──

■日時:2月1日(金)14時〜17時
■会場:大隈記念講堂・小講堂(http://wasedabunka.jp/about/access

□講師:清水透(慶應義塾大学名誉教授)
   「越境する民、越境する文化──揺らぐコロニアル・フロンティア」

□ライブ演奏&トーク:Sak Tzevul(サク・ツェブル)from メキシコ・チアパス州

 90年代以降ますます世界を覆う経済、情報、政治、文化のグローバル化に対し、人文諸科学はその存在を脅かされている。人類学や民族学、民俗学が扱う”ローカル”な事象や、歴史学や地域研究が扱うタコツボ的な地域限定の事象は、流動的現代世界とのつながりをますます論証できなくなっている。早稲田大学オープン教育センター・テーマカレッジ「越境する想像力」は、こうした状況に喝を入れるべく、メキシコのチアパス州で活動するマヤ音楽のグループSak Tzevul(サク・ツェブル)と、論客として慶応大学名誉教授の清水透を招く。ローカルな場所に特化した音楽表現に、現代世界の問題を射抜き逆照射する実にグローバルな問題系を読み取ろうとするのである。

◇シンポのチラシはこちら(jpg)
◇Sak Tzevulのメンバー、渡辺りえさんの日経新聞2013.1.14掲載記事はこちら(jpg)

◆シンポジウム終了後、会場近くで出演者を囲んでの懇親会を予定しています。あらかじめ参加をご希望の方は、1月30日(水)までに後藤宛(chema@waseda.jp)にご連絡ください。