季刊誌のご案内

会員各位

桜井敏浩会員より、季刊誌のご案内がありましたので、ご紹介いたします。

* * *

(社)ラテンアメリカ協会の季刊『ラテンアメリカ時報』の2013年夏号が、7月25日に発行されます。

特集は、「身近になったラテンアメリカの新食品」です。近年私たちの身近のスーパーマーケットなどで見られるラテンアメリカからの非伝統産品輸入食品には、意外なものが増えていることに注目してみました。それぞれの分野で実際に現地で生産、輸出、日本で輸入業務を行っている実務家ならではの切り口から分析した 5編の論考が掲載されています。

 

特集:身近になったラテンアメリカの新食品
(1) アルゼンチンワインの話し
脊山 藤成(Marubeni Argentina S.A.社長)
(2) 最近のチリの鮭鱒養殖業
菅原 辰実(SALMONES HUMBOLDT Ltda.社長・CEO)
(3) ブラジルの果汁産業と熱帯果実栽培 -成長期から調整期へ
岸和田 仁(ニチレイブラジル農産(有)監査役)
(4) メキシコ牛肉の対日輸出について
熊崎 榮一(スカルネ・ジャパン(株)代表取締役)
補論 食卓を彩るメキシコ産農畜水産食品
河嶋 正之(元JETROメキシコ事務所長、ラテンアメリカ協会理事)
(5) パラグアイ産胡麻の生い立ち
白沢 寿一(白沢商工(株)社長)

ラテンアメリカ時事解説:
(1) フランシスコ新法王登場の歴史的意味
上野 景文(杏林大学客員教授、前バチカン大使)
(2) パラグアイにおけるコロラド党の政権奪還―2013年大統領選挙分析
磯田 沙織(在パラグアイ大使館専門調査員)

33カ国リレー通信
「おきて造り」の仲間たちと、シャーガス病対策(ホンジュラスの事例から)
橋本 謙(JICA中米シャーガス病対策広域アドバイザー)

ラテンアメリカ随想
感動的な人達。フィデル・カストロとムヒカ大統領
牧内 博幸(外務省中南米局中米カリブ課地域調整官)

駐日ラテンアメリカ代表インタビュー <第8回>
式部 透 米州開発銀行(IDB)アジア事務所長

連載
・歴史の中の女たち<第29回>
ポリカルパ・サラバリエタ(1796~1817年)-コロンビア独立に捧げられた花
伊藤滋子
・ラテンアメリカ参考図書案内 8点  桜井敏浩

 

『ラテンアメリカ時報』のバックナンバーの目次は、以下をご覧下さい。
http://www.latin-america.jp/modules/pico/index.php?content_id=6

ご関心の方は、協会事務局に購入申し込み下さい。
1,200円+送料.申し込み info@latin-america.jp

『ラテンアメリカ時報』2013年秋号(10月下旬発行予定)では、近年ラテンアメリカで最も成長著しいペルーを取り上げた「特集:ペルー 目覚ましき成長国」を予定しています。
ウマラ政権の経済・外交政策、環太平洋経済圏に活路を求める国際経済金融関係、世界市場の変化の中でペルーと日本との関係、鉱産物だけではない新輸出品戦略、日本との絆-日系社会の変容、様々な文化・学術交流など、様々な切り口から総合的に分析します。

近年の『ラテンアメリカ時報』の全内容とともに、中南米全体の基礎データ集「中南米諸国便覧2011年版」,2011/12年冬号「特集:ラテンアメリカと中国」の冒頭の基調論考の基となった調査報告書『中南米と中国-その関係の現状について』、「世界の中のラテンアメリカ」など多くの有用なデータベースが、会員専用ページに収録されています。

会員になれば(個人-国内 8,000円、法人-同50,000円/4~3月)、『時報』の無料送付を受けられ、協会が催す講演会・ワークショップ・ラウンドテーブル等への優先・割引参加、わが国随一のラテンアメリカ・データベースである会員専用ページ閲覧も出来ます。
その他、日本でのラテンアメリカ関係団体向けの国別団体会員(10,000円)、Webサイト閲覧のみの「在外会員」(4,000円)制度もあります。
http://www.latin-america.jp/modules/pico/index.php?content_id=10