西日本部会研究会開催のご案内

会員各位

以下のように、西日本部会研究会を開催します。皆様のご参加をお待ちしております。

今回の研究会は、同志社大学人文科学研究所研究会「ラテンアメリカにおける国際労働移動の比較研究」と合同で、パネル形式にて開催します。

なお、会場が、募集の際の京都大学から同志社大学に変更になっていますので、ご注意願います。会場のある烏丸キャンパスは、京都御苑に面した今出川キャンパスとは別の場所にあります(近くではあります)。会場情報のウエブページで場所を確認してください。

○日時:2014年12月20日(土)13:30~16:35
○場所:同志社大学烏丸キャンパス志高館2F SK214
会場情報:http://www.doshisha.ac.jp/information/campus/imadegawa/karasuma.html

○プログラム:
テーマ「ラテンアメリカにおける国際労働移動の比較研究」

趣旨説明:13:30~13:35
松久玲子(同志社大学)

発表報告1:13:35~14:15
「再生産空間における相互行為のダイナミズム─メキシコ、モンテレイメトロポリタン地区に住む中米出身家事労働者の事例から―」
浅倉寛子 (Centro de Investigaciones y Estudios Superiores en Antropología Social-Unidad Noreste)
概要:
 メキシコを含む、ラテンアメリカにおける家事労働者(特に女性家事労働者)の存在は決して新しいものではなく、植民地時代から現在に至るまで、ずっと継続して来た。現在においては、家事労働者の需要は減少するどころか、雇用形態を変化させながら、むしろ増加していると言えるであろう。さらに、国家間の経済格差が拡大し、出稼ぎを目的とする人の移動が急激に加速した現代社会においては、家事労働に従事する者は自国出身者に限らず、他国から来た移民もこの種の労働市場に参入して来ている。
 そこで、本発表においては、メキシコ、モンテレイメトロポリタン地区で、家事労働市場に参入して来た中米移民女性の事例をもとに、労働の場と親密の場が重なり合う家庭という再生産空間における、中米移民家事労働者と彼女たちを取り巻く人々との相互行為と関係性を記述・考察したいと思う。

発表報告2:14:15~14:55
“Violencia de género y migración: historia interminable”
Marta Torres Falcón (Universidad Autónoma Metropolitana -Unidad Azcapotzalco)
Resumen:
La violencia en contra de las mujeres (y lo femenino) tiene diversas formas y modalidades. Existen numerosas expresiones de violencia física, psicológica, sexual y económica, con sus variantes y combinaciones, que se verifican en múltiples espacios: la casa, la comunidad, las escuelas, el ámbito laboral. Además, está presente a lo largo de todo el ciclo vital; desde el nacimiento hasta la vejez, las mujeres están expuestas a variadas formas de violencia.
Al abordar el fenómeno de la migración, es posible observar que la violencia es factor de expulsión, amenaza y realidad durante el trayecto, así como vivencia común en los lugares de destino. Este continuum de violencia de género abarca desde expresiones sutiles como el asedio verbal hasta la severa complejidad de la trata de personas para explotación sexual.

休憩/Pausa:14:55~15:10

発表報告3:15:10~15:50
「ニカラグアのフェミニズム運動と女性労働者への支援活動」
松久玲子(同志社大学)
概要:
 2000年代のニカラグアのフェミニズム運動においては、多様な形態の女性組織が生まれている。カトリック教会と手を結んだ現政権がすべてのケースで中絶を罰則化したことに対して、デモを組織することはあっても、かつてのように共通のテーマに向かってフェミニズム組織が統一戦線を形成して戦うという形態はみられなくなった。今日では、フェミニズム組織が国際的な支援を受けるNGOとして、女性に対する暴力などの問題や、グローバリゼーションによる国際分業に組み込まれ、低賃金で劣悪な労働条件で働く女性たちの支援を中心とした活動を展開している。本発表では、女性へのさまざまな「暴力」への闘いの中で、特にマキラの女性労働者や家事労働者として海外で働くニカラグアの移民女性たちへ向けられた「経済的暴力」(経済的権利の侵害)に対する支援活動に焦点をあて、フェミニズム組織の活動を紹介する。

コメント:15:50~16:05
北條ゆかり(摂南大学)

討論:16:05~16:35