エクアドル地震による文化財被害についての報告会のご案内

国立民族学博物館の関雄二会員よりエクアドル地震による文化財被害についての報告会についてのご案内がありましたのでご紹介いたします。

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日本ラテンアメリカ学会会員各位
文化遺産国際協力コンソーシアムでは以下の報告会を開催いたします。ご関心のある方はふるってご参加ください。

緊急企画
『2016エクアドル地震』による文化財被害状況報告会

趣旨
2016年4月16日、エクアドル共和国マナビ県ペダルナレス付近を震源地とするマグニチュード7.8の「2016エクアドル地震」が発生し、エクアドル海岸部は甚大な被害を受けました。これを受け、文化遺産国際協力コンソーシアム中南米分科会においては、国際交流基金の協力を得て、2016年9月に文化財被害の実状把握の調査を実施しました。この結果、海岸部の多くの博物館・歴史的建造物が損壊の被害を受け、復旧も進んでいないことが明らかになりました。本報告会では、被害の実状報告を中心として、現地関係諸機関の対応・文化財被害をめぐる社会動態にも目を向け、国境を越えた文化財保護の支援の可能性を探ります。

日時:平成28年12月16日(金)15:00~17:00(開場:14:30~)
会場:東京国立博物館平成館 小講堂(アクセスは下記URLをご参照ください)

○定 員:40名(入場無料:事前申込みが必要です。)
○主 催:文化庁、文化遺産国際協力コンソーシアム
○共 催:国際交流基金
○協 力:古代アメリカ学会
○申込方法:
事前申込制。12月14日(水)までに、参加される方のお名前(ふりがな)・ご所属・ご連絡先を明記の上、「取材希望」と書き添えてconsortium@tobunken.go.jpまでお申込ください。なお、お申込に対する返信は行っておりません。お申込が定員に達した場合にのみ、お断りのメールをお送りすることがありますので、あらかじめご了承くださるようお願いいたします。
※お電話での申込も受け付けております。(Tel: 03-3823-4841)

プログラム
15:00-15:40  報告「『2016エクアドル地震』による文化財被害」
             大平 秀一(東海大学教授)
15:40-15:50  休憩
15:50-16:50  討論
             司会:関 雄二(国立民族学博物館教授、文化遺産国際協力コンソーシアム副会長)
             スピーカー:大平 秀一
             コメンテーター:日高 真吾(国立民族学博物館准教授)

問い合わせ先 文化遺産国際協力コンソーシアム事務局
〒110-8713東京都台東区上野公園13-43 東京文化財研究所内
Tel: 03-3823-4841 / Fax: 03-3823-4027
Email: consortium@tobunken.go.jp
URL: http://www.jcic-heritage.jp/jcicheritageinformation20161125/