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清水達也 著 『ラテンアメリカの農業・食料部門の発展―バリューチェーンの統合―』

アジア経済研究所 2017年3月 200ページ 定価2,500円+税
http://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/Books/Sousho/627.html (詳細および入手情報)

資源ブーム後のラテンアメリカ経済の成長を牽引する部門として期待されているのが農業・食料部門である。先進国向けの生鮮野菜や果物の輸出が増えているだけでなく、国内では新興中間層を対象としたスーパーマーケットやフードサービス向けの供給が増えている。  本書は、主にペルーの輸出向け青果物やブロイラーを事例として、農業・食料部門におけるバリューチェーンの統合が、生産性の向上と付加価値の増大につながることを示す。

<目次>
序章 ラテンアメリカ農業の発展
第1章 バリューチェーンの統合
第2章 生鮮アスパラガスの輸出拡大
第3章 青果物輸出産業の成長
第4章 国内市場向けジャガイモ流通の変化
第5章 ブロイラーインテグレーションの発展
第6章 ペルーのブロイラー産業
終章 バリューチェーンの統合と農業・食料部門の発展